新車値引額に影響する事柄


新車の値引き額新車を購入する時にもっとも気になるのが、「どれほど値引きして買えるか?」ではないでしょうか?


カー雑誌やインターネットなどの影響か?最近は新車は値引交渉して少しでも安く購入しようと思っている方が増えてきていますが、新車の値引き額というものは、さまざまな要素が絡まって決まりますので、どのように上手く交渉してもカー雑誌などに掲載されている目標値引き額まで値引きできないこともあることを知っておきましょう。


それでは新車の値引き額にはどのようなことが影響するのでしょうか?


 新車の値引き額が影響する事柄



~交渉の仕方~


当サイトでじっくり説明しています!


新車値引き交渉・序盤戦

新車値引き交渉・中盤戦

新車値引き交渉・終盤戦


~車種(グレード)~


車種によって当然、値引額は変わってきます。


人気車、モデルチェンジ直後の車種であれば値引額は抑えられる可能性が高くなりますが、一方、不人気車、モデルチェンジを控えている車種は値引き額が大きくなっています。


またライバル車の動向(モデルチェンジがあるか?など)によっても、値引額は変わってきます。


例えばライバル車がモデルチェンジを行った場合は、販売台数が落ち込むことが予想されますので、値引き額を大きくして販売台数の減少を抑えようとしてくるので、チャンスかもしれません。


もちろん同じ車種でもグレード・オプションを付けるかどうかによっても値引額は変わってきます。


モデルチェンジについて


~新車を購入する時期~


基本的には2~3月、8~9月の決算時期が値引き額がもっとも大きくなるのはすでに常識となっていますが(この4ヶ月はメーカーから奨励金が出ることが多いので)、その他の月でもさまざまな条件が重なれば、これらの月以上に値引き額が大きくなることも珍しくありませんよ。


ちなみに決算月の恩恵を受けるためには、その月末までに登録しなければならないので、遅くても中旬までには契約しなければなりません。


ただ最近では3月だけではなく、1月~2月も3月の決算月に向けて値引き額が大きくなる傾向にありますので、3月にこだわらなくても、1月下旬~くらいに契約するようにすれば、大幅値引きが勝ち取れる可能性が高いかもしれませんね。


新車を安く購入できる時期


~新車を購入する地域~


意外と知られていませんが、新車を購入する地域によっても値引額は大きく異なってきます。


ライバルのディーラーが多い「東京・神奈川・大阪・愛知・福岡・北海道」などの都市部では最大限の値引き額を引き出すことが出来るかもしれませんが、一方、ライバルディーラーが少ない地方では最大限の値引き額を引き出すことが難しいかもしれません(地方では雑誌などに掲載されている目標値引き額まで値引きできない可能性が高いかもしれません)。


~ディーラーの事情~


ディーラーは、毎月(または週ごとに)目標販売台数(ノルマ)が設定されており、この目標販売台数の達成具合によってメーカーから報奨金(インセンティブ)が出ますので、もしも後1台で目標販売台数に達するといった状況であれば、いつも以上に値引き額を大きくしてくれる可能性が高くなります(値引き額を大きくしても報奨金のほうが大きい額なのでディーラーとしては儲かりますからね)。


一方、すでにその月の目標販売台数(ノルマ)を達成している場合は、わざわざ値引き額を大きくして販売する必要はないので、この辺りは多少、に左右されるかもしれません。


ただ、新車は陸運局で登録されてはじめて販売台数に数えられ、通常、契約から登録(納車)までには2~3週間ほど掛かりますので(人気車・モデルチェンジ後の車種は1ヶ月、2ヶ月掛かることもあります)、毎月15日前後に契約をするようにすれば、目標販売台数が達成するか?しないか?のギリギリのラインとなっていることが多いので、その辺りも考えながら契約日を考えましょう!


~営業マンの事情~


ディーラーの事情だけでなく、営業マンの事情によっても新車の値引額は変わってきます。


例えば、営業マンには毎月ノルマが設定されていますが、すでにノルマが達成している営業マンであれば余裕を持って商談を進めてくる可能性があるので値引き額を抑えられる可能性が高いのですが、一方、ノルマをまだ達成していない営業マンの場合は、自分が与えられている値引き額を最大限、利用するだけでなく、店長(所長)に掛け合って値引き額を上乗せして、必死に契約を迫ってきますので、最大限の値引き額を引き出せることが多いのです(商談中の必死さなどで見分けましょう)。


ちなみに営業マンは、店から自分の判断で値引きできる額が決まっていることが多く、当然、新人営業マンはこの自分が与えられている値引額は小さいのですが、最終的には店(店長・所長)の判断によりますので、新人営業マンから店長(所長)にお願いしてもらえば値引き額が大きくなりますので、新人営業マンだからといって、値引き額が抑えられるといったこともありませんよ。


納車は通常、契約から2~3週間前後かかり、陸運局に登録されて始めて販売台数に数えられますので、営業マンも15日前後までに契約してもらえなければその月の販売台数とならないことが多いので、できるだけ契約日は毎月15日頃に設定するようにすれば、営業マンのノルマ、ディーラーの目標販売台数の問題が絡んできて、最大限の値引き額を勝ち取れる可能性が高くなるかもしれませんよ?(ハイブリッド車、人気車、モデルチェンジ後の車種の場合は納車まで1~2ヶ月以上かかることもありますので、商談序盤に必ず、もしも購入する事となった場合、契約から納車までどれほど掛かるのか?を聞いておきましょう)。


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